冬のエアコンの使い方 シリーズ 第一弾 テーマ 湿度
こんにちは。富士エンジニアリング(株)の椎根です。
寒くなってきましたね。
郡山では雪がチラつく日も出てきました。
今回からシリーズとして、「冬のエアコンの使い方」と題してシリーズでいこうかと思います。
今回のテーマは「湿度」
「エアコンの暖房は寒い」「乾燥する」「電気代が高い」
これらを解決するのが「湿度」だとご存知でしょうか。
「湿度」は凄く重要なんです。
例えば、サウナ。
室内温度は100度ぐらいですよね。
でも入っていれますよね。
サウナの石に水をかけて湿度を上げたらどうでしょう?
たちまち入って居れないぐらい暑くなりますよね?
普通に考えたら、水をかけたので、室温は下がるのに、体感は暑くなる。
そうなんです。
「暖かい」と湿度には密接な関係があるのです。
冬の暖房の場合、寒い温度から温度をあげていくので、どうしても相対湿度が低くなります。
そうなると、室内温度は高くても、「寒い」と感じてしまうのです。
そこで、加湿器や洗濯物等で加湿してあげると、先ほど説明したサウナ同様、同じ温度でも暖かいと感じる様になります。
もちろん現状の温度で暖かいと感じれるのであれば、設定温度は下げれます。
ちなみに、石油ストーブが暖かいと感じるのは、灯油の水分が室内に気化するため、温度と共に、湿度も上昇するため、同じ設定温度でも石油ストーブの方が暖かく感じるのです。
「暖かく」「経済的で」「乾燥しない」エアコンの使い方でした。
次回は「風」について話してみたいと思います。